2018.08.03
干物の栄養価について
干物コラム
魚介類が健康増進に役立つということは広く知られています。
もちろん焼き魚や煮魚、刺身にして食べるのも効果的ですが、さらにこの栄養増進の期待が持てるのが「干物」です。
例えば、アジの開きは、生のアジと比較して栄養価が2倍あると言われています。
魚は通常でも健康にいい成分が十分に含まれているのに、それを干物にすることによってさらに栄養価が高まるということであれば、干物を食べることが有効であることがわかるでしょう。
特に青魚には、EPAやDHAという成分が豊富に含まれています。EPAは血液をサラサラにし、血管の健康維持に役立つ成分です。そのため、生活習慣病の一つである動脈硬化の予防などにも効果的です。
またDHAは、脳の機能に働きかけ、記憶力の向上や認知症の予防などに効果があります。 どちらの成分も人間の体内ではほとんど作り出すことができないため、外から摂取する必要があります。その際に魚の摂取は有効な方法です。
魚には、EPAやDHA以外にも様々な健康成分が豊富に含まれており、カルシウム、セレン、カリウム、タウリン、ビタミンなど、実に多くの効能があります。 もちろんタンパク質も豊富に含まれています。
そして魚のダイエット効果も見逃せないものです。
魚には中性脂肪を減らす働きもあり、そのためカロリーを気にする人にも食べやすいものです。
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